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愛情の旅




今回のスペイン滞在も、
ホンモノのフラメンコを探る旅をしました。
そこで感じたのは、
見返りのない愛情。

フラメンコを通してですが、やっぱりそんなことが出来る人間ってすばらしい生き物なんだなと感極まりました。







良い旅だった!!!



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いつもすべてにありがとう。


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コンチャ先生のおうち🏡


セビージャから南に電車で1時間弱のところにあるレブリハというまちの、コンチャ先生のご自宅においとまさせていただきました。

駅に着くと出迎えてくれ、料理と踊りと歌を習いながら、アーティスト達の集うバルやフラメンコフェスティバルにも連れてってもらいました。

なんだか親戚のおうちに泊まりに来た感覚で、とても心が休まりました。

心から、いつも本当にありがとう。



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マエストロ・トロンボ



セビージャのマカレナ地区ペリカノ広場にあるトロンボ先生のスタジオに再び、コンパス(リズム)を習いに行きました。

人数がすくなかったせいか、密なコミュニケーションをとりながらじっくりクラスが進み、たくさんお話しました。

トロンボ.....🐝

彼の話は世界の音楽や絵画や舞台芸術がでてきて、よく芸術を知っていますね。でもやっぱり一番フラメンコに愛情を注いでいます。

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わたしにも愛情を注いで可愛がってくれました。
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ふだんの日本の生活の中で本当にたくさんの人に出会いますが、

人間としての心の豊かさは、トロンボのような良いアーティストが飛び抜けて持っているなぁと思います。

わたしたちはどうしても、できるだけ早く肩書きや、お金や権力、フラメンコならコンクールの賞や知名度、そういうものが欲しくなり頑張るけれど、、、

それらはすべて人間に付随するもので、しっかりとした心の器がないと、時に他人を踏み付けて登ろうとしたり傷つけたりとても脅威になりうる。

でも人間の本質が身についていれば、素晴らしく活きるのだろうと思います。



コンパスの一拍を刻む。。。

その一拍には、決して目で見ることができない、濃密な時間と、無限の愛情と、Estoy Yo(私はここに存在する貴重な一人の人間であること)がある。

大切なこと。

フラメンコ、面白いなぁ。。。



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宿の近くで
歌い手のガジにも会いました。
やっぱり凄いセビージャの街角。

スペインにいます



Hola!

スペインのマドリードから高速鉄道でセビージャに着いて、10分ほど宿の説明を受けてからすぐさま高速鉄道とバスでマラガの郊外リンコン・デ・ラ・ビクトリアに向かう。

コレを見るために!

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マラガのフラメンコフェスティバル。
初日からぶっ飛ぶような大移動でしたが
日本にいたらほぼお目にかかれないようなアーティストの共演でした。

映画カルメンに出てくるエンリケ・パントーハとか初めて実物を見た。ちょっとすごい。
ほとんど寝れていなかったので眠気が酷かったのですが、そんなのどこ知らず、
この手のフラメンコは本当にすばらしい。
(こういうフラメンコをメデイアにぜひ出してほしいくらいの気持ち)

さてセビージャにもどり
川沿いベティス通りでアンダルシアのクルスカンポのビールで一服。ここからのヒラルダの塔の景色がいちばん美しく大好きです。

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誕生日を迎え、色々なとこからお祝いありがとうございました。



久しぶりにスペインへいってきます




皆んなが良いと言っているから、ではなく、
周りからの評価が高いから、でもなく、

わたしの心が良いと言っているから、それをする。


周りに左右されず自分の本心を人生の中心に置いておきそれに従う。そうすることで、自分の心がどんどん喜んでくれて、周りに自分の合う人が集まってくれる。


それは特に、フラメンコとアートに関しては、ですね。私にとって、とても大切なものだから。それに芸術はそういうものだから。


・・・じつはスペインへ行くと、
スペイン人はそれが当たり前なので、
カミナリに打たれるほど衝撃が走ります・・・
やっぱりアルテの国だと言わざるを得ない。


・:*+.\(( °ω° ))/.:+


はて、

久しぶりのスペイン、

一体何が起こるかな…



フラメンコとは何か



フラメンコという異国のものが、日本の舞台芸術シーンの中では、なかなか認められることは難しいことですが、
その中で続けていくには、横道に反れずフラメンコの本質をひたすらに追求し、舞台に上がることを辞めない、タフな精神がマスト。


フラメンコは何か、と問うならば、
magnetismoのフラメンコ公演
がおススメです。
きっと薄っぺらさは微塵にもかんじさせないですね。


出演者のフラメンコ舞踊家の大沼由紀さんは、先日観た塩田さんの作品に匹敵するくらい、間違いなく素晴らしいアーティストだとおもいます。

共演の今枝友加さんのカンテ、フラメンコのスピリットであるカンテを、日本人でここまで…と思うほど、いいカンテを唄います。わたしは顔見知りではありませんが、何度となくカンテを鑑賞しており、感動していました。


2019.10.24-25
代々木上原のムジカーザが会場とのこと。
その他の共演者もすばらしいです。
予約は2019.7.21の0時から。


日本では、フラメンコ=踊り、というイメージがつきまといますが、それは誤った見方です。
フラメンコは踊りでも、そして音楽でもない、「フラメンコ=芸術」と認知してもらう必要があるとおもいます。


少しフライヤーを拝借
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みにいきました『魂がふるえる』塩田千春展


テクニックが先立って、
中身がないことに苦しむ。

具材とキャンパスという歴史ある材料を扱いながら、自分の描くその存在の軽さにたえられなくなり、油絵を辞めた…。


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作家名/作品名:塩田千春《不確かな旅》


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作家名/作品名:塩田千春《静けさの中で》



すばらしい作品は時おり涙が出てしまう。

アーティスト自身の、作品に全霊を捧げ苦悩した姿が見えたとき、あぁ、すばらしいなぁと思います。心の動きがテーマとなっている彼女の作品は、とても共鳴するものがありますね。


「油絵の具材とキャンパスという歴史ある材料=フラメンコ」と置き代えられるだけに、重みがあるなぁと思いました。



作品のミラー越しの自分がなかなかおぞましい・・・
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作家名/作品名:塩田千春《時空の反射》より


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レセプションパーティ

六本木ヒルズ 森美術館『魂がふるえる』塩田千春展
2019.6.20(木)~ 10.27(日)

※作品の写真はすべて「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

忘れられない瞬間


今年の夏に久々に、歌い手ファン・ビジャールjr.が、新宿ガルロチへの出演で来日するとのことです。とても楽しみです。

ファンは、むかし舞台の上での唯一の忘れられない瞬間を過ごし、忘れられない人となりました。彼の歌は自然に私の魂を引き出す時があるのですよね。そう…




舞台も観客もそこにはありませんでした。




そこにあったのは、ギターと、パルマと、彼の中から溢れる歌と、私の踊り、が一緒に存在し共に生きていたこと。




¡Mi ALMA esta viva! (私の魂は生きている!)




私は、あの感覚を目指しているのだと思います。




その舞台の後、小島章司先生が、素晴らしかったとお声をかけてくださったこと、覚えています。(ご本人は覚えていないかもしれませんが…。)



フラメンコはお能だ!



フラメンコは人間の心の形をしている。
だから理解することは難しく、高尚な芸術だと思う。

人間の心の深みを扱うので、日本の伝統芸能でいえば、お能に近いですね。


わたしが実際にそう認識したのは早く、大学生のころです。
大学のゼミの副担の先生であった、能楽師シテ方の、梅若猶彦先生が、フラメンコにとても理解してくださったからです。


どうやら、梅若先生は、フラメンコ舞踊家の小島章司先生(2018年旭日重光章を受章)の舞台によく招待されていたようで、フラメンコのことをよくご存知でした。
スペインで生まれた芸能と、日本の伝統芸能、共通しているのが凄く不思議です。



梅若先生…元気にされているかなー😯➰



イスラムの香り


さて、実は陰ながら大学の奨学金を返済していたのですが、それももうすぐ終わります。
大学に通えたのも奨学金のおかげで、学んだことを生かしていかなきゃ勿体無いなと最近ではよく思います。


ゼミの担当であった、日本におけるアーツマネジメントの第一人者(と言って良いと思う)の伊藤裕夫先生(東大卒、電通ご出身)によれば、

アーツマネジメントとは『「芸術と社会(公衆)の出会いをアレンジする」非営利のマネジメントを意味する。それは単に①「芸術を観客に紹介する」ことにとどまらず、②「芸術家の活動を保証し」創造を可能にすること、さらには、芸術によって③「社会の持つ潜在能力の向上を支援する」ことまでを包含したものである』とのこと。

また、アーツマネジメントの主体は、『芸術家自身、芸術団体、プロデューサー、劇場主、鑑賞団体などのNPO、財団、企業、政府など多岐にわたる』です。


今後も上記の全ての人たちが一体となり、日本も欧州に負けないくらい芸術が振興し豊かな社会になってくれたらいいのにな。


ところで、新国立美術館のトルコ至宝展へ行ってきました。
インドから西へと旅したジプシーたち。
フラメンコにはイスラムの香りが欠かせません。


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プロフィール

鈴木真衣

Author:鈴木真衣
フラメンコ踊り手“La Pulga”
幼少よりクラシックバレエを始め音楽や芸術に親しむ。高校在学中にフラメンコに出会い静岡文化芸術大学でパフォーミングアーツのアーツマネジメントを専攻、在学中より大塚友美氏に師事、渡西を重ねる。長期留学時、巨匠コンチャ・バルガス氏に出会い、純粋で家族的なジプシーのフラメンコに魅せられる。09年、スペインでコンチャ・バルガス氏のもとミニコンサートを行い、現地のアーティストと共演。現在は関東を中心に活動し、18年夏に初のソロリサイタルを開催。ジプシーの生活の中から生まれたフラメンコを追求することで、人生の中で大切なことを模索。

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