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師匠


コンチャ・バルカスは私の実質のフラメンコの師匠です。

もう20数年にもなるコンチャの毎年2月の来日。私がフラメンコに出会う前から行われていますね。この冬もやってきます。


スペインで始めてコンチャのクラスに行った時、コレダ!と直感でワクワクを感じたフラメンコでした。


それから帰国までの7ヶ月間、コンチャと過ごした日々はかけがえのないものになりました。
クラスでもクラス以外でも沢山の時間とともにフラメンコを学びました。わたしは踊りから入りましたが、そのうちフラメンコは踊りではないことに気づきます。
ヒターナである彼女の日常の美学、毎日の暮らし、ひとつひとつの出来事、そこから自然とフラメンコのコンパスが湧き、誰かが歌い出し、踊り出す。。。

それがフラメンコの土台です。

しかしこのフラメンコは小さい頃からフラメンコの環境がないパジョ(非ヒターノ)であるわたしたちにとっては非常に難しいです。


わたしは何かを選択するときに、
難しい方の道を選んできました。これからも難しい方の道を選択していくんだと思います。

つまり要領が悪い人間なんです。。。
でもそれは全て、豊かな人生を歩み、大物を獲得する、という私の願いを叶えるための選択です。
そしてフラメンコ業界に向けてではなく、一般社会に向けて芸術としてのフラメンコの表現者になりたいというのが、わたしの夢です。

最初に感じたワクワク感と師匠と過ごした時間を大切にしています。


【コンチャ・バルガス東京クルシージョ2019】 
2019年2月2日(土)~7(木)
もう既にキャンセル待ちのクラスありとのことです。※もしお申込み希望でしたら私にでもお問い合わせください。




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本日の一夜


由紀さん。。。

espontánea シリーズ公演。
凄かったです。
日本人でフラメンコに近づきそのまま公演で同等にやってのけた人を始めて見ました。

見事なスタンディングオベーションと拍手喝采。

観に来ていた人も凄かった。
フラメンコ協会 濱田会長ほか、目利きさんたち。
公演が終わってのその目利きさんたち観客の表情が印象的でした。
良いフラメンコでした。

一杯飲みながら余韻にひたるのが至福の一夜でした。。。




色々な理由から、ヘレスから招聘しての大がかりの公演は最後かもしれない、とおっしゃっていたのが、悔しいほどです。

ルイス



毎年、先輩の井山直子さんが招聘してくださっているルイス・ペーニャのクラスに時々参加していますが、今回も参加しました。(写真は撮り忘れました)

ルイスはほんとうに、、、
すばらしいんですが、、、。
日本にルイスのファン(=本物フラメンコの愛好家)がいつのまに沢山増えたことに驚いています。

日本だけのフラメンコだと、
どうしても屋根から家をつくってるかんじ。
でも屋根からだとどうしても崩れてしまうとおもうんです。
以前はフラメンコに見えないフラメンコで気持ち悪くなってばかりで落ち込んでいましたが、
うん、いいねいいね、わたしも精進精進、ってクラスの最中思ってました。これもこうした活動をしてくださっている先輩の方々のおかげですね。

最近、禅の思想に興味を持ち始めました。
アルテや芸術を極めるにはとても良い心得で必要性を感じました。
禅はスティーブ・ジョブズや著名成功者も影響を受けているんですよね。

オススメの禅の修行方法がありましたらぜひに教えてください✧


ソレアとフェルナンダ


フラメンコで一番好きな曲はダントツでソレア。
一番好きなカンタオールはダントツでフェルナンダ・デ・ウトレーラです。

夢が叶うものなら
フェルナンダのカンテで
ソレアを大舞台で踊りたい。
フェルナンダのカンテと同等な豊かなバイレを踊りたい。
(フェルナンダは既に亡くなっています)


フラメンコは懸命に人生を歩んできたことの証(あかし)のように感じます。


どんなに理不尽なことがあったとしても、それを受け入れて、明るく前向きに進んでいきたい。

ソレアという曲は
そういったもの全てを丸々包んでくれる
大きな懐、フラメンコの母。
フェルナンダというのは
そのソレアの名手です。

フェルナンダのソレアを聴くたびに
一日一日の経験を大切にしよう、
もう何度も何度も、そう、おもいなおします。





そういえばむかし、まだ未熟だった10年以上も前、師匠の大塚友美さんに、良いフラメンコを踊りたいから沢山タブラオに出たいと申し出ました。
そしたらそれが出来るようになるには、タブラオに沢山出ることではない、とキツく突き返されたのを思い出しました。。。
上手くなることが決して良いフラメンコとは限らず(上手いことは悪いことではないけど、上手くなることを優先してはダメだということ)、そこがフラメンコらしい永遠(とわ)の難しさであり、とてもアルテがあるところです。

フラメンコは要領よく学ぶのではなく、できればアンダルシアに住んでそこの空気を味わい、ヒターノたちから学んでいくのが理想だとおもいます。

今さらながら、大塚友美さんは、とても目が肥えた師匠だったように思います。




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☝︎実家の庭の大木。大地に根を張りしっかり生きていて、ソレアのよう。

負を正に転ずる力



地震、台風、、、
本当に多くなって心配になってきました。

六本木ヒルズ 森美術館「カタストロフと美術のちから展」へ行ってきました。

カタストロフ、
大きな自然災害や人間の争い、個人的な大惨事。
それは決してうわべでは語れない痛み、悲しみ、苦しみを伴います。そんな負たちを正に変えるアートのちから。それを表現するアーティストたち。


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作家名/作品名:オノ・ヨーコ《色を加えるペインティング(難民船)》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。


ん〜、勉強になりました。


フラメンコはというと、、、ヒターノたちの過酷な日常、まさに負から生まれた爆発的なエネルギーが正となります。

フラメンコの舞台に立つとき、常に真摯に向かうべきことだと改めて思います。


さて実際、私の目指すフラメンコを踊るときの技量や考え方については、日本のフラメンコ界きっての舞踊家というか芸術家、大沼由紀さんの追求が秀逸なので、私は書く必要がありません。
ちょうど記事が更新されていました。


フラメンコ・シティオ
大沼由紀「私がヒターノたちと共演する理由」
http://flamenco-sitio.com/rose/2018/10/espontaneaperenne.html

フラメンコへ向き合う姿勢とヒミツを語ってくださっています。

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日本の舞台芸術シーンでのフラメンコ…





私の学生時代(10年以上前)はまだ日本でアートマネジメントは最先端分野、講義も手探りなもので、

芸術とはなんぞや、
社会への芸術の役割、
劇場はどうあるべきか、
アーティストを取り巻く環境はどうなのか、
芸術活動を支える社会はどうあるべきか、

というふうなことを曲がりなりにもアレコレ4年間学んでいましたが、


じっさいにフラメンコ活動を実践していく中で、沢山の問題点にぶつかっていくことになります。


その中でひとつ最近気になることが
日本の舞台芸術シーンでフラメンコは肩身が狭いこと、ですね。

そしてまだまだ一般の日本人にフラメンコは正しい理解がされていないと感じています。

私なんかはフラメンコはアルテと言われるようにすばらしい芸術だと確信できますが、一般の日本人には情熱的に踊る姿をイメージする人がほとんどで、重い歴史があって、カンテが軸となり、ギターが入り、踊りが入り、奥深くて芸術的、という認識はまずありません。

じっさい、大学でフラメンコについては私がレポートや論文に書いたくらいで、芸術の講義で登場した事は一度もありませんでした。
スペインの文化であること、民族芸能の色が強いこと、狭い世界で行われていることから突破することがなかなかできません。

どうやっていくかは。。。

まだまだ色んなアプローチが必要だなぁと思っています。


ところで最近知ったのですが、アメリカや世界で注目されている教育、STEAM教育、ご存知ですか?

従来のアメリカが行なっていたSTEM教育

・ Science  科学
・ Technology 技術
・ Engineering  工学
・ Mathematics 数学



・ Arts    アート

が加わります。

この考え方は教育以外でも色んな場面で言われており、いまの世界の新しい動きなのかもしれません。
理数能力だけでなく芸術的な能力も今後求められる時代になってくるんだなぁと嬉しくなりました。



4度目「ラ・チャナ」


4度目の「ラ・チャナ」の映画。
もう足が勝手に映画館に向かってしまうのです。

いまの私には、
チャナの言葉と踊りがすんなり入ってくる。

フラメンコが踊れなくなり、でもフラメンコに救われるところが、私にピッタリなんですよね。


『私は踊るために生まれたの』
『足の音色は強さではなく対話している』
『舞台にいるときは
自分が生きていることを感じる時間』
『私はマヌケだけど私の魂は愚かではない』
『コンパスがあればあとは魂に従うだけ』
『アルテ フラメンコは無限で壮大』......





時々、母から電話口で言われること、
「アンタ、フラメンコなきゃ生きていかれないもの」






映画館でバッタリ、ゆきこさん。

ゆきこさんは、スペインでのコンチャ・バルガスとのライブで色々手伝ってくださったご縁から繋がっています。フラメンコ舞踊家 佐藤祐子さんのご親戚。

芸術の秋



あたま真っ白で
癒しが欲しくて…

藤田嗣治展と縄文展へ上野に
行ってまいりました(*=ω=*)


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芸術はスグに役立つものでもなく
効率とは掛け離れているけど
大切なことが詰まっているモノ。


やっぱり芸術、すきです。




8/29初ミニ・ソロリサイタル終了

8/29初ミニ・ソロリサイタル、無事に終えることができました。
アルテを探る、、、難しいテーマでした。
反省も多いですが、初めての試みとしては良い出来になったとおもいます。

お越しくださった沢山のお客様、共演のエミリオ、マヌエル、直子さん、お手伝いの毛塚聡美さん、お店の皆さま、いつも応援してくれる家族や友人、、、こうしてフラメンコを続けられることができ、皆さまに本当に感謝です。

そしていつも大きな力で私を引っ張ってくれるフラメンコ、本当にありがとう。
引き続き精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


そして、、、実は前日に歌い手マヌエルのご家族で同じく歌い手のファニジョロが亡くなられました。失意の中、無事に舞台を乗り越えてくれたマヌエルに感謝とともに、数度本番を迎え私の大切な記憶となっているファニジョロ、、、心からご冥福をお祈りいたします。

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photo by 齋藤嘉一


さて。


はじめてのソロリサイタルに向けての準備は順調に進んでいます。

そしてここ数日は
新宿ガルロチのファナ&ナサレのフラメンコに圧倒的に感化されました。
その他2日目の新人公演へ行きたまたまスポットで見た上質なバイレに嬉しくなり(受賞されたみたいでヨカッタ)、そしてお友達の芸人ジャガモンドの単独ライブに行き笑いツボを刺激され笑笑笑

うん、気持ちが充実しています。

さて8/29(水)ノベンバーイレブンス
鈴木真衣 初ソロリサイタル
不安も緊張もありますが
胸の高鳴りの方が強いです。

共演の井山直子さんから
本番を濃く生きよう、と、
ステキな言葉をいただきました。

応援よろしくおねがいいたします!!!





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プロフィール

鈴木真衣

Author:鈴木真衣
フラメンコ踊り手“La Pulga”
幼少よりバレエを始め音楽や芸術に親しむ。高校在学中にフラメンコに出会い静岡文化芸術大学在学中より大塚友美氏に師事、渡西を重ねる。長期留学時、巨匠コンチャ・バルガス氏に出会い、純粋で家族的なジプシーのフラメンコに魅せられる。09年、スペインでコンチャ・バルガス氏のもとミニコンサートを行い、現地のアーティストと共演。現在は関東を中心に活動。ジプシーの生活の中から生まれたフラメンコを追求することで、人生の中で大切なことを模索。

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