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ソレアとフェルナンダ


フラメンコで一番好きな曲はダントツでソレア。
一番好きなカンタオールはダントツでフェルナンダ・デ・ウトレーラです。

夢が叶うものなら
フェルナンダのカンテで
ソレアを大舞台で踊りたい。
フェルナンダのカンテと同等な豊かなバイレを踊りたい。
(フェルナンダは既に亡くなっています)


フラメンコは懸命に人生を歩んできたことの証(あかし)のように感じます。


どんなに理不尽なことがあったとしても、それを受け入れて、明るく前向きに進んでいきたい。

ソレアという曲は
そういったもの全てを丸々包んでくれる
大きな懐、フラメンコの母。
フェルナンダというのは
そのソレアの名手です。

フェルナンダのソレアを聴くたびに
一日一日の経験を大切にしよう、
もう何度も何度も、そう、おもいなおします。





そういえばむかし、まだ未熟だった10年以上も前、師匠の大塚友美さんに、良いフラメンコを踊りたいから沢山タブラオに出たいと申し出ました。
そしたらそれが出来るようになるには、タブラオに沢山出ることではない、とキツく突き返されたのを思い出しました。。。
上手くなることが決して良いフラメンコとは限らず(上手いことは悪いことではないけど、上手くなることを優先してはダメだということ)、そこがフラメンコらしい永遠(とわ)の難しさであり、とてもアルテがあるところです。

フラメンコは要領よく学ぶのではなく、できればアンダルシアに住んでそこの空気を味わい、ヒターノたちから学んでいくのが理想だとおもいます。

今さらながら、大塚友美さんは、とても目が肥えた師匠だったように思います。




casa1
☝︎実家の庭の大木。大地に根を張りしっかり生きていて、ソレアのよう。
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負を正に転ずる力



地震、台風、、、
本当に多くなって心配になってきました。

六本木ヒルズ 森美術館「カタストロフと美術のちから展」へ行ってきました。

カタストロフ、
大きな自然災害や人間の争い、個人的な大惨事。
それは決してうわべでは語れない痛み、悲しみ、苦しみを伴います。そんな負たちを正に変えるアートのちから。それを表現するアーティストたち。


201810060035404b4.jpeg
作家名/作品名:オノ・ヨーコ《色を加えるペインティング(難民船)》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。


ん〜、勉強になりました。


フラメンコはというと、、、ヒターノたちの過酷な日常、まさに負から生まれた爆発的なエネルギーが正となります。

フラメンコの舞台に立つとき、常に真摯に向かうべきことだと改めて思います。


さて実際、私の目指すフラメンコを踊るときの技量や考え方については、日本のフラメンコ界きっての舞踊家というか芸術家、大沼由紀さんの追求が秀逸なので、私は書く必要がありません。
ちょうど記事が更新されていました。


フラメンコ・シティオ
大沼由紀「私がヒターノたちと共演する理由」
http://flamenco-sitio.com/rose/2018/10/espontaneaperenne.html

フラメンコへ向き合う姿勢とヒミツを語ってくださっています。

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プロフィール

鈴木真衣

Author:鈴木真衣
フラメンコ踊り手“La Pulga”
幼少よりバレエを始め音楽や芸術に親しむ。高校在学中にフラメンコに出会い静岡文化芸術大学在学中より大塚友美氏に師事、渡西を重ねる。長期留学時、巨匠コンチャ・バルガス氏に出会い、純粋で家族的なジプシーのフラメンコに魅せられる。09年、スペインでコンチャ・バルガス氏のもとミニコンサートを行い、現地のアーティストと共演。現在は関東を中心に活動。ジプシーの生活の中から生まれたフラメンコを追求することで、人生の中で大切なことを模索。

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