アルティスタ…



ちょっと難しい話ですが…
フラメンコのアルティスタは、一体どれくらいいるのでしょう。

結局、芸術は、全て同じところにたどり着きます。フラメンコのアルテがわかる人は、ゴッホやピカソの凄みがわかり、バッハやベートーヴェンが理解できる…なんか、そんな感じだと思います。

スペイン留学から帰国して9年が経ちましたが、私にはその間ずっと、タブラオ出演→コンクール出場→教室開講の決まった流れには、疑問を持っていました。
いわゆる何でもできるプロのフラメンコダンサーなのですが、そこにアルテは感じられなかった。コンチャ・バルガスから教えられたフラメンコは、もっと生々しい人間の姿で、そこに強烈な感動を覚えたからです。

どんな偉大な芸術家も述べていますが、
芸術はかっこよくあってはいけない、うまくあってはいけない、心地よくあってはいけないらしいです。
なぜかといえば、純粋な心を持って、社会の様々な矛盾に体当たりし、瞬間瞬間に傷つき、苦悩にさらされながらも雄々しく生きている人間そのものが芸術だからです。そこにかっこよい・うまい・心地よいなどの"うわべ"はありません。
アルティスタはプロとはまた意味合いが違うようです。



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プロフィール

鈴木真衣

Author:鈴木真衣
フラメンコ踊り手“La Pulga”
幼少よりバレエを始め音楽や芸術に親しむ。高校在学中にフラメンコに出会い静岡文化芸術大学在学中より大塚友美氏に師事、渡西を重ねる。長期留学時、巨匠コンチャ・バルガス氏に出会い、純粋で家族的なジプシーのフラメンコに魅せられる。09年、スペインでコンチャ・バルガス氏のもとミニコンサートを行い、現地のアーティストと共演。現在は関東を中心に活動。ジプシーの生活の中から生まれたフラメンコを追求することで、人生の中で大切なことを模索。

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