大沼由紀さんのEspontánea公演とフラメンコへの渇望 



昨日、大沼由紀さんのEspontánea公演を観て、激しく感動しながら帰路につきました。

フラメンコのカンテは
一回その味を占めると心の底から忘れられず、身体の中から細胞やら血管やら内蔵から沸々と湧き上がり、何かしたい欲求に、私の場合は踊りたい欲求に駆られてしまう、凄いものだなぁと改めて思います。

ただカンテに導かれ身体が動くようになるのは、スペインや日々の中での勉強や訓練や努力や追求心が必要で、由紀さんはそれが本当に素晴らしいです。


先日、お休みの日に、久しぶりに自宅でウトレーラ姉妹の「おんなうた」CDをひたすら爆音で流して遊んでいました。

やっぱりBGMとしてふさわしくなく…
すかさず家事をしていた手を止めて、明かりを消してロウソクに火をつけ、ビール片手に味わうのが一番でした…


これと同じことは無理なれど
自分にある好きなこと、アフィシオン(愛好)から目をそらさず追い求めていれば、きっと同じ境地に辿り着く、由紀さんを観ててそう思いました。

そして…。

先日、画家であり日本 唯一無二の名高いフラメンコのカンタオール(唄い手)であり、アフィシオナード(愛好家)である堀越千秋さんが、世を去ってしまったとのことです。心からご冥福をお祈り申し上げます。


大沼由紀さんのEspontánea公演
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ウトレーラ姉妹の「おんなうた」CD
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フェルナンダ デ ウトレーラのソレア

La Familia gitana...


新宿伊勢丹、ガルロチへ行ってきました。
出演している Familia de Los Leyes は、プロフィールに書いてはいませんが、スペインに行った時はいつもクラスを受けていました。実は私のzapateado(足を踏むテクニック)が強くなったのも、お父さんのJuanのお陰なのです 笑

Familia de Los Leyesといい、Familia de Farrucoといい、Familia de Concha Vargasといい、
ジプシー一家のフラメンコは本当に心を持ってかれてしまう。

Concha Vargasが分厚いパルマを叩き、息子のCurroが分厚いギターを奏で、友人のDavidが触発されて物凄いカンテを唄い、夫であるRafaelがハレオをかけまくり、濃密なコンパスと深い愛情で充満し、そんな中で踊ってしまえば、日本に帰ってきてから病気になるのも無理はない 笑

日本で暮らしていてもそういう瞬間や気持ちはなかなか味わえず、何度もつまずいているけど、

だけど時々
CurroとDavidを招聘してのライブだったり、Juan Villar Jr.との新人公演だったり、レッスンの中だったり、ライブだったり、フィエスタ(宴)だったり、
そういう瞬間があるから…

信じ続けているんだろう。


奇跡は今まで何度も起こったから。



ガルロチへ
皆さん行きましょー♫♪♪♫♪
http://garlochi.net




ムスコさんぼやけちゃった💦

鶴川駅フラメンコクラスの生徒さん募集


みなさんこんにちは(。v_v。)ペコ
最近は台風が続いてびしょ濡れになることが多い残念な私ですが…

小田急線の鶴川駅の徒歩2分にある
スタジオクレイン鶴川さま(⇦クリック)で
フラメンコクラスを開始することになりました。

先ずは入門・初級クラスです。
初回なんと1,000円です。

お近くにお住まいの方
お気軽にフラメンコを体験してみてください。



必見


ですよ!!!!!


隔週土曜11:00〜12:00
クラス内容はご相談



持ち物
・運動靴orフラメンコシューズ(ある方)
・運動着
・長めの動き易いスカート(ある方)

お問い合わせ
鈴木真衣
mai.la.pulga@gmail.com
090-4261-4208

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パコ・デ・ルシアに唖然

やっと再上演中のパコ・デ・ルシアのドキュメンタリー映画を観てきました…






フラメンコの奥深さに惹かれた私だけど、



フラメンコギタリストとしても文句無しで、
それにはおさまらくて、、、。
言葉にならないなぁ、、、。


昔スペインのセビージャの
マエストランサ劇場で彼の演奏に
出くわし唖然としたのは覚えていますが
今改めて凄いなぁと思いました。


フラメンコだけでなく音楽全般に好きな方も
楽しめるドキュメンタリーだと思います。
ぜひおススメです。






見せかけのフラメンコではないこと


わたしにとってフラメンコは、
テクニックや、曲の構成と完成度や、舞台慣れや、衣装の豪華さ、だけでは
足りないことは何度も書いてきました。

その理由はフラメンコがヒターノの生活の中から生まれたという生い立ちがあるから、とも書いてきました。

ヒターノたちは特殊な人種で迫害された過去を持ち、孤独も苦しみも、そして喜びも深く味わいながら、フラメンコのソレアやシギリージャやアレグリアス、そしてブレリアを歌い踊って伝承してきました。

自分が良いフラメンコを踊れることは、
孤独も苦しみも喜びも幸せも深く味わっていること。それが何よりのフラメンコの奥底であり本質であり、人を魅了させる力でしょう。

留学帰国の直後、フラメンコの大切な人から言われました。
「フラメンコを追求することは苦しみを背負うことにもなる。でもそうでもしなければ良いフラメンコが踊れないから協力してあげることはできない。あなたにそれができる?

なんとも恐ろしく厳しいドバイスですね。"苦しみを味わえ"ということです。
でも余りにも的をついた究極の、実は思いやりのあるアドバイス。

まぎれもない本物のフラメンコを踊りなさい、ということです。


ヒターノの師匠コンチャバルガスに出会う前は、当時モデルノと言われる若い踊り手に習ってきました。イサベルや、アデラやラファエルカンパージョ、パストーラガルバン、マヌエルベタンソス、などなど、若さと華やかさ、新鮮さと斬新さ、テクニックと実力の凄さ、作品の凄さ、知名度、話題の中心になるもの、目立つものに目がいきましたが、ヒターノのファルキートやコンチャバルガスに出会ってしまったら、イチコロな訳でした。


今ここに。

人生の
孤独も苦しみも喜びも幸せも
戦い続けている私が。

今ここに。


居ますよ。

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※左から
◯ギタリストのクーロ
今年5月結婚して幸せだそうです。
◯わたし
まだ若いたぶん当時25歳
◯コンチャ
当時はお母さん
◯仁誠さん
一緒に時間を過ごしたギタリスト
お世話になりました。





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プロフィール

鈴木真衣

Author:鈴木真衣
フラメンコ踊り手“La Pulga”
幼少よりバレエを始め音楽や芸術に親しむ。高校在学中にフラメンコに出会い静岡文化芸術大学在学中より大塚友美氏に師事、渡西を重ねる。長期留学時、巨匠コンチャ・バルガス氏に出会い、純粋で家族的なジプシーのフラメンコに魅せられる。09年、スペインでコンチャ・バルガス氏のもとミニコンサートを行い、現地のアーティストと共演。現在は関東を中心に活動。ジプシーの生活の中から生まれたフラメンコを追求することで、人生の中で大切なことを模索。

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